滋賀県立大津清陵高等学校は、県下で初の昼間部・通信部・夜間部の3部を持つ総合的な単位制高等学校として、平成4年に開校しました。
個性的で、さまざまな生活環境にある青少年が、それぞれの生き方に従い、自ら学習計画を立てて学び
自己実現を図るための高等学校として注目されています。
単位制とは、既設の学校で実施している学年制とは異なり、学年の区別がなく、修得した単位の合計が一定の条件のもとに
74単位以上になれば卒業できるシステムです。一度修得した単位は無効になることはなく、留年もありません。
自分のペースで、自分のやる気により3年でも卒業できます。
昼間部と通信部は本校にあり、平成5年3月には冷暖房やエレベーターなど近代的な設備が整った新校舎が完成しました。
夜間部は分校として、交通至便地のJR膳所駅前にあります。
教育目標
常に学び続ける意欲を持ち
進んで社会に貢献できる
心豊かな人間を育成する
教育方針
@ 生徒の能力・適正・生活環境に応じた学習指導をする
A ともに励んで節度ある生活を構築する
B 明朗で健康な心身の育成に努める
C 友情・敬愛の心を育み、人間尊重の生活態度を確立させる
D 勤労体験を重視し、社会に貢献できる人間の育成を目指す
前期……4月1日から9月30日まで
後期……10月1日から3月31日まで
(1)単位の認定は、原則として後期末とします。ただし、前期・後期ごとに開講される科目、
分割履修を申請した科目あるいは集中講義を行った科目については、学期ごとの区分ごとに行います。
(2)次の学習成果も一定の条件のもとに単位として認定し、卒業に必要な単位に加えます。
○以前に在籍した高校(外国の高校も含む)で修得した単位。
○実務代替、技能連携、大学入学資格検定(大検)、技能検査の合格科目の単位。
○昼間部、夜間部および通信部での校内併修、瀬田高等学校との学校間併修で修得した単位。
卒業の要件は、次の(1)、(2)、(3)のすべてを満たすことです。
(1)教科・科目の必修科目を含め、修得単位数は74単位以上。
ただし、大津清陵高等学校在籍過程では最低8単位以上修得すること。
(2)修業年限は通算3年以上。
(3)特別活動の成果がその目標からみて満足できること。
入学時期は、4月、卒業時期は3月です。昼間部では、一定の条件のもとに9月卒業あります。
特別活動は、昼間部・夜間部では主に水曜日、通信部では日曜日を中心に行っています。
ホームルーム活動、生徒会活動、クラブ活動、学校行事などがあります。
前期……入学式 始業式 ガイダンス 健康診断 受講科目登録 体育祭 部下活動 終業式
後期……始業式 美化活動 文化祭 卒業式 終業式
その他……(昼間部) 校外学習 芸術鑑賞 球技大会 修学旅行など
(夜間部) 球体大会 校内討論会 修学旅行 ボウリング大会 スキー教室など
(通信部) 美術鑑賞 野外活動 卒業研修旅行